|
斎藤孝先生直伝 3つの法則(2) |
|
|
斎藤孝先生の教育講演会で聞いた小学生の学力を伸ばす3つの法則 について引き続きお伝えします。
一つ目の法則は、親との対話です。 斎藤孝先生のご家庭では、「別に」「ふつう」「特になし」という返事は ご法度なんだそうです。 そりゃあ、今どきの高3と中3で、しかも男の子。 親と会話するのがめんどくさいなんてこともあるでしょう。
そんな時は「なんのおかげで飯食ってるんだ??」みたいにすごむそうです。 まさに「言葉」「国語力」がご専門。 先生は、子どもの仕事は親と会話することと言い切りました。
社会に出ても通用する【対話能力】を日常会話で鍛えてきた、と先生。
外食をされる時でも、「この店の特徴を3つ言ってみよ。」と お子さんに「出題」されるそうです。 そうすると、「広い」「メニューが多い」「おいしい」なんて言うのでしょうね。
買い物もそうです。 「靴が欲しい」と子どもが言えば、「どうしても欲しい理由を3つ挙げよ。」 と言い返すそうです。
「3」という数字は、三次元的思考につながるといいます。 たくさんあるうち3つに絞ることが大事。 常に頭をフル稼働させて【批評】し、【思考】させます。
漫画を読むなら要約させ(さらに書かすとよい)、 テレビのコマーシャルを見れば批評させるそうです。
このように親が意識して働きかけてやると、論理的思考ができるようになり、 「要約力」「コメント力」「論理力」も知らず知らずのうちに ついてくるといいます。 会話のレベルが高いですッ(^_^;)。
試しに、ファーブル昆虫記を読んでシデムシについて興奮しながら
支離滅裂に話し終わった息子(当時小3)に、 「シデムシの特徴を3つ言ってごらん」と言うと、
1)噛み切る力が強い 2)死体を埋める 3)甲虫、とすんなり言いました。 結構いけるかも!
瞬時に考えをまとめて要約し、3つに絞ってコメントする。 これはいい頭の訓練になりそうです。 皆様もぜひお試しください!
次は2つ目の小学生の学力を伸ばす法則をお伝えします。
(続き)
|